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姫 「姫やめたい」

72 Res  dat落ち(DL)  スレ立て時刻:2011/10/16 09:58:12  最終書き込み時刻:2011/10/16 14:33:02 

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:58:12.61 ID:svTifCt00
執事「は?」

姫 「もうこりごりこんな生活」

執事「突然何をおっしゃいます姫様」

姫 「外に出て自由に暮らしたいわ」

執事「しかし一歩城から出れば姫様は身代金目当ての盗賊や暗殺者に狙われてしまいます故」

姫 「……外を見て」

※解説
この頃の王族や貴族は常に命を狙われており、城の外へ出て散歩や鷹狩りをしたかったらフル装備で行かなければならなかった


2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:58:36.53 ID:svTifCt00
執事「はて?」

姫 「何が見える?」

執事「……農奴の娘がおりますな」

姫 「私と彼女、一体何が違うっていうの?」

執事「姫様、それは身分の違いでして……」

姫 「それが嫌なのよ」


農奴は貴族の所有物と言う価値観が当時は存在した。彼らは自分の財産は持てるが、土地に縛られて移住はできなかった。


3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:58:56.53 ID:svTifCt00
執事「……」

姫 「貴族の娘はこう、農奴の娘はそう、商人の娘はどう」

執事「……」

姫 「社交界へ行って婿を探せ、血筋を絶やすな」

執事「……」

姫 「もう沢山だわ」

執事「……しかし」

姫 「父上は母が死んでから一年と経ってないのにまた新しい税を課したそうじゃない」


当時は死亡税、結婚税、水車使用税とありとあらゆる物に税金が掛けられ、民衆を苦しめていた。

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:59:16.02 ID:svTifCt00

執事「……それは、財政が芳しくないからでして…………」

姫 「……」

執事「……姫様」

姫 「決めたわ」

執事「と、突然何を」

姫 「私は今、天命を受けました」

執事「は?」

姫 「私はこの国を救うために神より使わされし子なのです」


5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:59:32.19 ID:svTifCt00
執事「姫様、御冗談を」

姫 「いいえ冗談ではありません、私はこの国を救います」

執事「一体救うとは、先の戦が終わってからこの国は平穏無事でしたが」

姫 「そういう意味で救うのではありません」

執事「では」

姫 「我々一族による王政ではなく、全ての皆が幸福な民衆による国を作ります」

執事「そんな、御再考を。姫様の一族は古き英雄の子孫であり……」

姫 「それは聞きあきたわ、伝わりしアダムが耕しイヴが紡いだとき、誰が貴族だったの?」


ジョン=ポールが言った名言。貴族制を批判して言った一言。


6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 09:59:50.10 ID:svTifCt00
執事「それは……」

姫 「……あなた、騎士の誇りはあるでしょう」

執事「それは……もちろん、姫様にお仕え出来ることはこの上ない名誉です故」

姫 「では騎士の誇りを持つあなたにこの布を」

執事「これは……姫様の肌着ですか」

姫 「もちろん意味は分かるでしょう?」

執事「……当然です」


当時騎士は女性から何か物を貰うことは献身的な奉仕の証明であった。
身近なもの程良いとされていたので、現在の下着に当たる肌着は最高の名誉に当たる。
今回は先に渡されたが、普通はしない。

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 10:00:13.29 ID:svTifCt00
姫 「あなたに問うわ。私に賛同して頂けるわね?」

執事「……これはあまりにも卑怯ではありませんか」

姫 「そうかしら?」

執事「……致し方ありません。私は姫様のお考えに賛同し、その為ならば命を捧げる所存です」

姫 「よろしい」

執事「……それで、姫様のお考えは分かりました」

姫 「そう、何よりだわ」

執事「しかしどうするのです、まさか城の中で事が済むとも思えません」

姫 「そうね……いずれにせよ城から出る必要があるわ」


8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 10:00:30.63 ID:svTifCt00
執事「けれども……抜け出すのは難しいですし」

姫 「そうね、憎らしいけど堅固な城だもの」

執事「しかも簡単に御父上に捕まってしまっては意味が無い」

姫 「……そうね」

執事「さらに盗賊や暗殺者の不安もあると……やはり難しいのでは」

姫 「……」

執事「姫様?」

姫 「……いや、多分なんとかなるかもしれない」

執事「……失礼ですが、こういう事には妙に頭の回転がお早い事で」


9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 10:00:45.51 ID:svTifCt00
姫 「良いわ、事実だもの」

執事「して妙案とは」

姫 「すぐ分かるわ」

執事「どこかに行かれるのですか」

姫 「父上のところへ」

執事「……まさか直談判に?」

姫 「幾らなんでもそれは無いわ。まぁ待ってて」

執事「……かしこまりました」


10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : [] 2011/10/16 10:01:01.69 ID:svTifCt00
姫「失礼します」

父「……ふん、なんだお前か」

姫「今日はお願いがあってまいりました」

父「なんだ、ついに社交界へ行くとでも言うか」

姫「その通りでございます」

父「……なんだと?」

姫「次の復活祭に合わせて、中ツ帝国で嫡男の戴冠式が行われると聞き及びました」


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